2026.05.18

ZOZOTOWN客注比率2.2%→7.3%、客注売上3倍を実現したリエディ(Re:EDIT)の在庫自動連携

株式会社ネオグラフィック

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ご回答者様

株式会社リエディ 物流部門:村上 崇 様

導入のBefor / After

課題(Before)
  • ZOZOTOWNはネクストエンジンとの在庫連携ができておらず、売り越し(在庫がないのに注文が入る状態)を回避するため、在庫数20以下のSKUはZOZOTOWNでの販売対象から外していた。結果として、ZOZOTOWNで販売できていたのは全SKUの約4割にとどまっていた

  • ZOZOTOWNからの客注注文情報をCSVでダウンロードし、ネクストエンジンへ手動で伝票起票する作業が毎朝発生
  • ZOZOTOWNへ預け入れる商品の選定・数量算出・発送(社内呼称:「ZOZOフォロー」)に、担当者が週2日・約12時間を費やしていた。連休明けは特に作業量が膨らむ運用

  • 2025年10月よりZOZOTOWNで「ZOZOBASEに滞留した在庫の返却に1ピースあたり費用が発生する」ルールが追加され、過剰投入のリスクとコストがさらに増大していた
  • 課題感が強く、オリジナルアプリの自社開発も検討したが、初期費用・ランニングコストが想定を上回り見送っていた
解決策(After)
  • ネクストエンジンの在庫データをZOZOTOWNへリアルタイム自動連携
  • ZOZOTOWNからの客注注文情報をネクストエンジンへ自動取り込み。手作業のCSV処理を廃止
  • 既存の物流オペレーションを変更せずに導入が完了

効果(Result)
  • ZOZOTOWN売上に占める客注比率が2.2%から7.3%へ約3.3倍に上昇
  • ZOZOTOWNの客注注文件数が約3倍に拡大
  • ZOZOTOWNで販売できるSKUが全体の約4割からほぼ全てのSKUへ拡大
  • 売り越し回避のために販売対象外にしていた「在庫20以下の少量SKU」もZOZOTOWNで販売可能に
  • 週2日・約12時間かかっていたZOZOフォロー作業が激減。大型連休前など特殊なタイミングを除き、自動連携をベースとした運用に切り替え
  • 毎朝の客注CSV処理・伝票起票作業がゼロに
  • 余分な在庫を預け入れる必要がなくなり、ZOZOBASE滞留在庫の返却コストも抑制
  • 物流倉庫側の運用フローはそのまま、社内の事務工数のみ削減

ー本日はよろしくお願いします。まずは御社について教えてください。

村上様:当社はECを中心に、レディースアパレルブランド「Re:EDIT(リエディ)」を運営している会社です。会社自体は創業から20年で、リエディの前は「ギャルスター」というギャル服のブランドを展開していたので、レディースアパレルのEC販売はもう20年近く続けていることになります。直近の動きとしては、3月から新規事業としてヘアケアブランドの「SN repair(スンリペア)」も立ち上げました。一般的なシャンプー・トリートメントよりやや価格帯は高めですが、サロン品質のケアを自宅で実現できる商品で、現在はリエディと「SN repair(スンリペア)」の2軸で事業を進めています。

村上様の業務内容について教えてください。

村上様:現在は物流部門を主に担当しています。物流部門ではあるのですが、お客様対応や受注まわり、システムの導入関連まで、コードを書く開発以外はかなり広い範囲で関わらせていただいていて、社内の動き全般に何でも対応するスタンスでやっています。会社には17年在籍していて、社員が私を含めて6人ほどしかいなかった時代から見てきました。事務所も今の場所で5つ目です。

ーZOZO TOWNは社内ではどのような位置付けですか?

村上様ZOZOTOWNは当社の売上に占める比率が高く、主要販売チャネルの一つです。なので「もう少し販売の幅を広げたい」「機会損失を減らしたい」という気持ちは、社内でも以前から強く持っていました。

ー「ZOZO客注連携 by ストアレコード」を導入される前は、どのような課題を感じていらっしゃいましたか?

村上様:

一番大きかったのは、ZOZOTOWNだけネクストエンジン(OMS)との在庫連携ができていなかったことです。当社では自社ECや他のモール(ロコンドなど)はすべてネクストエンジン経由で在庫連携していたのですが、ZOZOTOWNだけは売上構成比が高いにもかかわらず自動連携できていない状態でした。

 

手動連携していた際には、ZOZOTOWNで「売り越し」(受注がついたのに在庫がない状況)を避けるために、客注対象として連携する商品から「在庫数が20以下のSKU」は外して運用していました。具体的には、金曜の夜から月曜にかけては在庫に触れない期間ができてしまうので、その間に他チャネルで売れて在庫が枯渇するリスクのあるSKUを、あらかじめ販売対象から除外していたという形です。

 

ただ、これをやると当然、販売できるSKUがかなり絞られてしまいます。ざっくりですが、ZOZOTOWN客注で販売できていたのは全SKUの約4割程度でした。少量在庫のSKUほど、本当はZOZOTOWNで売りたいんですが、欠品リスクを避けるために売れない、というジレンマがずっとあったんです。

ーフォロー作業の運用についても教えてください。

村上様:社内では「ZOZOフォロー」と呼んでいる業務があって、これは前週の売上データをもとに、何が何点売れたかを確認して、今週はこの商品を何点ZOZOBASEに預けるか、を担当者が算出する作業です。それを上長に確認してもらい、最終的にOKが出たら私の方からZOZOBASEへ発送する、という流れでした。

 

このZOZOフォロー作業に、担当者が週2日・1日2時間ずつぐらい、合計で週12時間ほどかかっていたと思います。連休明けは特に作業量が増えるので、もっと時間がかかる週もありました。

 

加えて、客注対応のCSV処理も毎日朝行っていて、ZOZOTOWNからCSVをダウンロードしてネクストエンジンへ伝票を起こす作業も発生していました。連休明けは特に量が多くて、結構大変だったみたいです。

ーオリジナルアプリの自社開発も検討されていたと伺いました。

村上様:はい。長年「在庫連携さえできれば」という課題感があったので、アプリ開発の会社とも何度か相談していました。一度はオリジナルアプリとして半分自社開発に近い形で進めようかという話まで出ていて、見積もりも取ったのですが、初期費用もランニングコストも想定よりかなり高額でした。続けていけば回収はできるかもしれないという話もあったのですが、初期投資のハードルが高くて断念していたんです。そういう経緯のなかで、今回のアプリを見つけてすぐに導入を決めました。

ー導入の準備や事前調整はいかがでしたか?

村上様:ZOZOTOWNの担当者様、ストアレコード様、両方からしっかりフォローいただけたので、特に困ったことはなく、本当にスムーズに進みました。

 

物流倉庫側のオペレーションも、ZOZOBASEへの納品自体は普段から行っている作業なので、フローはまったく変えずに、社内の事務作業の効率だけが良くなった、という形でした。

 

ネクストエンジン側の設定や商品登録周りも、もともと長く運用していたデータをそのまま活用できたので、特に苦労した箇所はありませんでした。私自身、過去にいろいろなアプリの設定や導入を経験してきたなかで「自分でやるとうまくいかなかった」という場面もあったのですが、今回はゴールまで非常にスムーズに進めていただけたと思っています。

 

ー導入後の効果について教えてください。

村上様:まず数字でいうと、ZOZOTOWN売上に占める客注比率が、導入前の2.2%から導入後は7.3%へ約3.3倍に上昇しました。客注の注文件数自体も約3倍になっています。これは本当に大きな変化です。

 

このインパクトの大きさの背景には、販売できるSKUが大幅に増えたことがあります。これまで売り越し回避のために販売対象から外していた「在庫20以下のSKU」も、ZOZOTOWNで販売できるようになりました。ネクストエンジンの在庫数がそのままZOZOTOWN側の販売在庫に反映される運用になったので、以前なら売れなかった少量在庫の商品も、客注ベースで販売機会が拾えるようになったんです。割合で言うと、これまでZOZO客注で販売できていたのは全SKUの約4割だったのが、導入後はほぼ10割まで拡大しました。手動運用の手間が省けたことに加えて、これまで機会損失していた販売も拾えるようになりました。

ーZOZOフォロー作業の運用にも変化はありましたか?

村上様:フォロー作業自体はゼロにはなっていないのですが、頻度も投入する数量も激減しました。以前は週2日かけて売れ筋を分析しながら投入数を決めていたのですが、今は基本的に自動連携で受注がついた分だけ送るというフローに切り替わっています。

 

作業自体は完全にはなくならない理由として、たとえばゴールデンウィーク前のような大型連休前は、売上を見越して多めに預け入れる、という判断がどうしても発生するんです。ただ、それ以外の通常時はもう自動連携にお任せできるので、算出の時間も発送のフォロー時間もかなり減りました。

ー導入されてから運用は安定していますか?

村上様:もう問題なさすぎる、というぐらい安定しています。本当に自動的にずっと回ってくれているので、「ありがとうございます」しかないですね。当社としては長年「ZOZOTOWNとの在庫連携、なんとかならないかな」と本当にずっと言い続けてきた課題だったので、それを解消していただけたのは本当にありがたいです。

ー最後に、同様の課題を抱える事業者の方へメッセージをお願いします。

村上様:ZOZOTOWNの売上比率が高く、ネクストエンジンを使われている事業者さんで、私たちと同じように「売り越しを避けるために販売対象を絞っている」という運用をされているところは、おそらくかなり多いと思います。長年同じ課題を感じている会社さんは多いはずなので、そういう方には本当におすすめです。

 

自社開発まで検討するほどの課題感を持っている会社さんでも、現実的な費用で導入できるサービスだと思いますので、まずは一度ご相談されてみるのがいいのではないでしょうか。

 

取材日:2026年5月
事例公開日:2026年5月XX日
所属組織、業務内容、写真、インタビュー内容は取材当時のものです。

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